自動車を利用してきた現在60歳以上の老齢世代が増加中!
老齢世代の増加は今に始まった事ではありません。
しかし、色々な社会現象としてこの事が表面化してきたのも事実です。
特に、自動車事故では老齢世代の事故率の増加が顕著になっています。
団塊の世代と呼ばれる年齢別人口のピークは現在60歳以上の世代です。
彼らが特徴的なのは日本の高度成長期を支え、核家族化が進み、自動車を利用する世代なのです。
この世代の人達の交通事故は、暫く増加の一途を辿ると予測されます。
何故ならば、この世代の人には自動車という便利な移動手段を手放し難い生活をしてきているのです。
買い物やちょっとした用事にも気軽に自動車を利用してきた世代ですので、自動車を簡単に手放す事は考えられないでしょう。
核家族化している為、家族に運転を頼める人が少なく、子供の数も少ないのです。
いずれは自動車を手放す時期が来るとは思いますが、まだ当分先の話だと思っているでしょう。
過去の日本の経済を支えてきた世代ですから、老後は安心して豊かに暮らして欲しいと思いますが、生活を変えるのは難しいでしょう。
そして、老齢世代の自動車保険が値上げになれば、年金暮らしの人にとっては負担増になり無保険車も増えるかもしれません。
人生の終わりに悲しい事故は余りふさわしい事ではないと思いますが、これからもこの世代の人達の事故は増えてしまうでしょう。
出来れば彼らの世代の自動車保険の値上げをせずに、安心して自動車を利用して欲しいと思います。
彼らのお陰で、今の日本社会はあるのですから。