自動車事故の過失割合に注意!ドライブレコーダーで助かる例もあり!
自動車事故では過失割合というものが決められる事があります。
自動車同士の事故では後ろから追突され、こちらが急ブレーキを踏んでいなければ100%相手に責任があります。
止まっている自動車に接触した場合も止まっていた自動車側に過失は発生しません。
センターラインを超えて侵入してきた自動車も大抵は侵入した側に過失があります。
しかし、双方の自動車が動いていて接触した場合の多くは過失割合を算定する事になります。
特に交差点での自動車同士の接触事故ではお互いの過失が発生する事が多くなりますので注意が必要です。
歩行者との接触事故の場合も、避け切れないような飛び出しや歩行者の過失がある場合は歩行者側にも過失を算定する事もあります。
過失割合が決まると、その割合に応じて損害を補償する事になります。
4対6の過失割外が適用されると双方の損害に対してこの割合が適用されることになります。
仮に、自分が4の側だと相手に対する補償は全て損害額の4割で計算し、自分の損害に対して4割は自己負担となります。
この時に、自分の側に対する補償が無ければ相手の保険では6割しか補償を受ける事が出来ないのです。
車両保険に加入していなければ自分の自動車の修理費の4割は自腹で支払う必要が出てくるのです。
対人対物の補償が基本的に過失割合に応じて支払われる事になるので、自分の側を補償する保険をかけていないとその分の補償がされない事になるのです。
過失割合に関してはこうした経緯があるのでなかなか納得がいかない状況になる事があります。
しかし過去の判例もあり、覆す事が難しいのも事実です。
完全なもらい事故だと思っても過失割合が振られてしまい、補償が減らされ相手に補償する必要があると納得出来ないのは当然でしょう。
しかし、現実にはこう言った例が頻繁にあるのも事実なのです。
これらの問題をクリアするためにも、ドライブレコーダーの設置は必須でしょう。可能なら後部にも取り付けておきたいものです。