ネット保険の拡大で保険料はどこまで安くなるのか?
自動車保険や生命保険のネット保険が拡大し続けています。
ネット専業保険会社は業務に必要な最低限の設備や人員で運営しますので、経費がかからず保険料を安くする事が出来ます。
これに比べて従来型の保険会社は多くの支店を持ち多くの従業員を抱えていますので経費が沢山必要になります。
経費は売上から出す必要がありますので保険料が高くなってしまうのです。
自動車保険のネット専業保険会社のCMをご覧になった事がある人も多いでしょう。
徹底的に保険の安さをアピールしています。ネット保険の強みは価格競争力なので、これをアピールする必要があるからです。
従来の保険会社より圧倒的に安い事を消費者に理解してもらう事が一番重要なのです。
しかし、CMでは一番効果の高い案内をしている為、実際にはそれ程安くならないという声も聞こえてきます。
確かに安くはなるのですがCMのように驚きに結果にはならないというのです。
ネット保険も営利企業ですから利益追求を目的としています。
価格競争力が高くて市場で圧倒的な競争力を持ったとしても、利益が取れる部分は最大限の利益追求をする筈なのです。
それが資本主義における会社の役目だからです。
それでも自動車保険として成立していて、不足がなければ特に問題がないと感じる人は多いでしょう。
ネット保険の自動車保険はこれからも拡大を続けるでしょう。
自動車保険が抱える問題を引き受けるのはこう言った企業なのかもしれません。