自賠責保険と対人賠償保険では家族に対する補償がありません
自賠責保険と対人賠償保険では家族に対する補償がありません。
この二つの保険は損害賠償を補償する保険なので、同一家計にある家族は賠償する側とされる側が同じと見なされてしまうのです。
家族が搭乗中の事故の際もそうですが、自分の家族を自動車で怪我させてしまう場合も同様です。
毎年そのような痛ましいニュースを聞く事がありますが、自動車保険ではそのような場合の補償を想定していないのです。
そこで家族に対する保険が必要となります。
人身傷害保険が一番手厚く家族への補償がありますが、搭乗者傷害保険や自損事故保険も家族を対象とした保証が含まれています。
考えたくない事ですが万が一家族が事故で怪我や命を失った場合、何の補償もないよりはあった方が良いでしょう。
同じような保険として生命保険も考えられます。
怪我や病気での入院、死亡に対して補償を受ける事が出来るので生命保険をかけている人はその内容を把握して、自動車保険を選ぶと良いと思います。
当然どちらもかけていれば補償は増えますが、保険料も増えてしまいます。
家計との兼ね合いもあるでしょうから、家族で相談して決める必要があるでしょう。
家族に対する保険はかけていないと、とても後悔する事になります。
保険の知識が無かったばかりに補償されない事態になってしまうと、悲しいだけでなく悔しい思いもするでしょう。
基本の自動車保険では家族が対象にならないという事を知らなければ、保険をかけようがありません。
知識として自動車保険を理解して検討する必要があるのです。