自動車保険をかけると安心と安全が得られるってどういう事?
自動車保険をかけると安心と安全が得られると宣伝されています。
確かに万が一の事故で安心出来るかもしれませんが、安全は確保されているとは言えません。
自動車保険が与えてくれるのは安心であって安全ではありません。
どちらかと言えば安全は自分で確保する物でしょう。
運転中に危険な行為をしないとかは当然としても、予測をして運転をする事が安全に繋がることもあります。
狭い国道の両側に民家が並んでいると、常に子供の存在を注意してスピードを控えめにするとか、夜道で街灯が無い道路では急な歩行者の発見に動揺しないようにしておくとか、安全に対する配慮は運転者が行うものなのです。
自動車保険がかかっている事で全てを安心する事も出来ません。
自動車保険には保険が適用されたい免責事項が沢山あります。
万が一それに触れてしまい、保険で補償出来なければ今までかけていた保険料も無駄になってしまいます。
シートベルトをしていない為に死亡してしまった搭乗者には、シートベルトの義務違反があります。
急な自動車の不調でコントロールを失って事故になってしまった場合整備不良が疑われます。
スピードの出し過ぎで曲がりきれずに事故になってしまうと原因はスピード違反というれっきとした違法行為です。
こうした原因が証明されてしまうと保険が適用されない場合もあるのです。
つまり、自動車保険を適用されるような利用法をしていないと保険の意味がなくなるかもしれないのです。
安心と安全を過信せずに慎重な運転をしなければ、安心と安全が消えてしまう事もあるのです。