若者の車離れが加速すると保険料が値上がりするって本当?
若者の自動車離れが言われるようになりました。
特に、都会ではこの傾向が顕著で、自動車に依存しない生活が出来るので、その必要性を感じない人が増えているのです。
地方に行けば、相変わらず自動車が無いと生活自体が成り立たない環境なのですが、都会では交通インフラの整備が進み自動車の重要性は低くなっているのです。
数分おきに来る電車を利用して移動するのが当たり前になり、自動車で移動するよりも確実性があります。
また、地代が高いと買いでは駐車場を借りるとそれだけでアパート代と同程度の駐車場代がかかります。
仕事をしている間は自動車を利用せず、休日だけの利用ならば殆ど自動車を利用する事も無くなるでしょう。
そう考えると必要な時にレンタカーを借りる事で十分に思えてきても仕方ありません。
こうした理由から都会では若い人が自動車に乗らなくなりました。また、免許も無理して取得しない人も増えています。
ペーパードライバーと言われる運転経験の浅い人が増えてしまうと、実際の自動車を運転する機会はほとんど無くなってしまいます。
こうして、保険契約者の減少は進んでしまう事になるのです。皮肉な事に自動車保険の保険会社は殆どが都会に集中しています。
そして、都会では自動車を持つ必然性が薄いのです。
その事を一番実感しているのは保険会社の従業員なのかもしれません。
自動車保険の加入者が減ると保険の維持が難しくなり保険料を上げる必要が出てきます。
しかし、簡単に保険料を上げてしまうのは競争原理から影響が強くなります。
保険会社には厳しい時代なのです。