保険料が下がる理由ってご存知ですか?

自動車保険の保険料が下がる理由には大きく分けて2種類が存在しています。
一つは保険会社の社会的な役割としての割引です。
これにはエコカー割引や身障者用車両の割引等、社会的に推奨される自動車への割引です。
リスクという観点と別の意味合いで保険料を引く事でこういった自動車が世の中に出る事を応援しているのです。
次には、事故リスクの低下をそのまま保険料に反映させる方法です。
これにはいくつかあり、主には事故リスクが下がる事が保険料の低下に直結します。
ゴールド免許の契約者にはゴールド免許割引が行われます。無事故無違反である証として免許証の色で判断している結果です。
ABSやエアバック装備車等の事故の際の、リスクが下がる装置が装備されていると保険料の割引が受けられます。
これも、単純に事故の際に重症化を防ぐとして考えられているのです。保険適用者を限定する事で保険料を安くする事も出来ます。
30歳以上限定等の年齢条件がある自動車保険では、条件から外れると保険の適用がされなくなりますので、保険料が下がります。
本人限定の場合は、契約者以外の人が運転しても保険が適用されないので事故リスクが下がるとされています。
車両保険では、盗難防止装置の装備で保険料が下がります。
また、免責金額条項を設けると、車両保険が使い難くなりますので保険料の低下に繋がるのです。
自動車保険では、この様な細かなリスク計算の上で保険料が算定されていますので、自分が該当するものはどんどん適用する方がお得になります。
ただし、慎重に考えないと保険適用がされない場合も出てきますので注意して検討する必要があるでしょう。