運送会社は自動車保険に入らない方が安くなる事が判明!?
自動車保険は自動車を事業で利用する企業にとっても欠かす事の出来ない要素です。
交通事故は、指摘な運転なのか仕事の運転なのか関係無く起きてしまう可能性がありますから、自動車保険で準備しておかないと事業への影響も出てしまうかもしれないからです。
しかし、大手の運送会社の中に自動車保険に加入しないという考え方が出て来ました。
実際の数字として保険料を払う場合と、自社で個別賠償に当たる場合で比較した所、自動車保険に入らない方が安くなる事が判明したのです。
全国に支店を持つような運送会社は自社の持つ車両の数が膨大ですから、自社で保険業務をした方が安上がりとなるのです。
毎年保険会社に払っていた保険料を使って事故対応部門を作り専門に事故対応や賠償に当たらせる方安くなってしまうのです。
これはもちろん沢山の車両が無くては実現しません。経費がかかり増しになってしまうからです。
そして、保険会社が自動車保険で利益を上げている以上、利益を目的としない事故対応や補償は利益が無い分安くなるのです。
近年の燃料高騰やデフレの影響で運送会社は苦境に陥っています。
リストラもここまで来たかという程の状況ですが、実際の数字を目の当たりにすると驚きを感じます。
この流れが続けば利益を必要としない特定業種用の保険業務は企業にとって当然の物になるかもしれません。
保険という物の公共性の強さや社会的責任の部分だけを抜き出したような保険会社が出てくるかもしれません。