自動車事故で注意して欲しいのは交差点の自動車同士の事故
自動車事故で注意して欲しいのは交差点の事故です。
特に、トラブルとなるのは自動車同士の交差点での事故です。
以前聞いた話をご紹介します。
ある人が大きな交差点を青で直進する為に、交差点に進入しました。
優先順位は直線車ですからスピードも余り緩めずに交差点に入ったのですが、直前になって対向車線の右折車が急に前に出てきたのです。
ブレーキが間に合わず右折車の助手席付近に追突してしまいました。
幸運にも怪我人は無く物損だけの事故となりました。
この時は完全に右折車の確認ミスだと思い、相手と話をして保険会社に連絡をしたそうです。
当の本人には完全なもらい事故の感覚があります。しかし、後日過失割合の結果は4対6と言う条件が出されました。
自分にも4割の責任があると言うのです。納得がいかないので裁判で争いましたが、この過失割合は変わりませんでした。
交差点では車線が交錯し何が起きるのかは分からないので、前方を注意して侵入する事が法律で義務付けられているのです。
一方的に相手が悪いと思っても、法律上の解釈はこうなってしまうのです。
この結果、自分の自動車の修理費を4割負担する必要が出てきましたし、相手の自動車にも4割の賠償責任が発生してしまったのです。
保険利用が避けられない状態でしたので車両保険も使い修理費を支払いましたので、翌年から3等級のダウンが確定してしまいました。
そして、その事故の当事者である本人は自動車保険会社の社員でした。
プロである彼も納得が出来ずに争ったのですが、双方が動いていた交差点の事故は過失割合が避けられないと言う事になるのです。